シュノーケリングやダイビングのカメラはどうやって選べばいいんだろう、とお悩みの方は多いことでしょう。
本記事では、シュノーケリングやダイビング中の撮影で考慮すべき点を踏まえ、2025年最新のおすすめカメラをご紹介します!
撮影するのは動画か静止画か
撮影する画像が動画なのか静止画なのかによっても最適なカメラは変わります。
水中でずっと動かないでいるダイバーはいないでしょうから、撮影者が動いても画像がブレないことが重要です。
動画の場合は撮影者が動きながら、かつ撮影対象が魚群などスピード感あるものでも、はっきりくっきり動きを捉えたいところです。
静止画の場合は、シャッターチャンスに急いで操作した写真がブレブレだと残念な結果になりますよね。
操作性は?
海中での操作は陸上より大変です。視界も狭くなりますし、グローブもしているでしょうから動きも不器用になります。
ダイビング時の撮影には、なるべくシンプルで動かしやすく、操作がしやすいカメラであることが求められます。
強度は?
海中は岩も多いですし視野が狭くなりますから、気をつけていてもカメラをぶつけてしまうこともあるでしょう。
すぐに壊れてしまうのでは、扱うのに慎重になりすぎてアクティビティを楽しめません。ある程度の強度が求められます。
シュノーケリング?ダイビング?対応水深は?
シュノーケリングの場合は特別深いところに潜ることはないので10mほどの防水性能で十分ですが、ダイビングの場合できるだけ対応水深も深いことが望ましいでしょう。
安価な防水カメラを購入して、ダイビング中に思いの外深く潜ってしまい、壊れてしまったというのでは悲しすぎます。
頑張って潜っていざ素晴らしい写真が撮れると思ったら、故障していた、となっては楽しい気持ちに水をさします。
撮影する場所の光は?
海中で撮影するときは光にも注意が必要です。
南国の透明度の高い海では海中まで光が届きそうと思う方もいるかもしれませんが、水中では深くなればなるほど色が失われていきます。
たったの水深50cmから色は失われ始め、一番最初に消えるのは赤色です。その結果、水中では「青カブリ」といって本来赤みがかかっていても青みがかかった色で見えてしまいます。
これを解決するためには、カメラに内蔵しているストロボや外付けの外部ストロボを使う必要があります。両方組み合わせて使うのも効果的です。
または、レンズにかぶせるダイビング用のフィルターを使う方法もあります。
ですので、カメラがどういう機能のストロボを内蔵しているかも重要です。
水中で一番最初に失われるものは赤色。フィルターやストロボを使うなど、工夫をして撮影しましょう!
動画撮影ならGoProがおすすめ

これまでの点を踏まえて、動画を撮影するならGoProシリーズがオススメです。
GoProとはアクションカメラと言われるカテゴリーのカメラです。スポーツやアウトドア体験のように撮影者も一緒に動いていたり、不安定な足場や砂漠や水中などで撮影することを前提として開発されています。
どのような点で優れているのか紹介していきます。
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GoProのアドバンテージ
GoProの素晴らしい点は、どんな状況でもはっきりくっきりブレずに対象物を追いかけるその安定感です。
GoPro HERO12 Blackには、強力な手ブレ補正機能「HyperSmooth 6.0」が搭載されています。
これにより、撮影者が激しく動いても映像のブレを最小限に抑え、まるでジンバルを使っているかのように滑らかな動画を撮影できます。
この機能によって撮影者はさらに動きの自由を手に入れることができ、水中での躍動感あるシーンも逃しません。
大きさも手のひらサイズで使い方もとてもシンプルなため、シュノーケリングもダイビングもおすすめです。
耐衝撃性能&水深60mの防水性能
強度に関してもかなり安心して使用できるという声が多いです。
衝撃にも水にも寒暖差にも不具合を起こすことはほとんどありません。
GoPro HERO12 Blackは本体のみで水深10mまでの防水性能を備えています。
さらに、ダイビングでは専用の保護ハウジングを装着することで水深60mまで潜ることができます。
これはアクションカメラの中ではトップクラスの深さです。
なお、60mの防水が可能になるのは純正の防水ハウジングのみになります。サードパーティのハウジングは45m前後のものが多いので、深場での使用を考えている場合は注意が必要です。
スローモーション撮影
スローモーション再生も素晴らしい機能です。
決定的な瞬間をスローモーションで確認することができます。
GoPro HERO12 Blackは、4K解像度で120fps(4倍スローモーション)、2.7K解像度では240fps(8倍スローモーション)という驚異的なハイスピード撮影に対応しています。
これにより、水中でのダイナミックな動きを非常に滑らかでリアルなスローモーションで捉えることが可能です。レンズの精度、CPUの処理能力、手ブレ補正機能など全ての能力が噛み合い、現実以上にリアリティのある動画を撮影・再生することができるでしょう。
ダイビングフィルターでさらに美しい映像を

海中の光の問題は外付けのダイビングフィルターが豊富にあり解決できます。
レンズの前に赤色のフィルターをつけることで、海中の青カブリを防ぐことができます。
GoProの最新モデルでは、自動ホワイトバランスやカラーレンダリングが大幅に改善されていますが、それでも専用のダイビングフィルターを併用することで、水深に応じた最適な色補正が可能になり、より鮮やかで自然な色彩の映像を撮影できます。
このフィルターはアクセサリーとして別途購入またはレンタルする必要がありますが、純正品を使えば青カブリが全くない美しい映像を撮影することができます。
撮影が素人でも、目で見た海中の光景よりもGoProで撮影した映像の方が美しい、ということが可能になります。
GoProはダイビング向けのアクセサリーが豊富
これまで述べた部分だけでも、GoProがダイビングでの動画撮影に適している説明には十分です。
ダイビングはあくまでアクティビティとして楽しむ方が多いはずなので、撮影はしたいけれどもできるだけ自由に行動したいわけです。ブレない、コンパクト、壊れにくいとなればダイビング中にほとんど気になりません。
GoProにはダイビング向けのアクセサリーが多数あり、陸に上がるまで一切GoProを気にせずダイビングを楽しむことができます。撮影できる映像も非常に美しく、記憶していた以上の感動が保存されると考えていいでしょう。
また、撮影した動画をスマートフォンのアプリに送ることで自動で編集してくれる機能も備わっています。これまでのGoProシリーズ同様、Wi-FiやBluetooth接続により、複雑な編集ソフトを使わずに簡単にSNSやブログでネット上にアップしたり、クラウドに保存できるようになりました。
GoProをレンタル
必要な時にGoProと使いたいアクセサリーをレンタルしませんか?
タビショットなら、初めての方でも安心の初心者セットをはじめ、シュノーケルセット、ツーリングセットなど、様々なアクセサリとのセット商品も多数ご用意しています。
最新のGoPro HERO12を気軽に試せるチャンスです。

静止画撮影ならオリンパス Tough TG-6がおすすめ

ダイビングやシュノーケリングで静止画を撮るなら、オリンパス Tough TG-6がオススメです。
こちらはアクションカメラではなくアウトドアカメラというカテゴリーになります。
全体をなんとなく写すというより、対象を決めた撮影にとてつもない威力を発揮します。
ダイビング中に見つけた美しい海の生物の姿を細かいところまでしっかり撮影することができます。
オリンパス Tough TG-6のアドバンテージ
オリンパス Tough TG-6の素晴らしい点は、マクロモードでの撮影で、撮影の趣旨に合った画像を手に入れることができる点です。マクロモードでは肉眼では見ることができない静止画を撮影することが可能です。
「顕微鏡モード」、「深度合成モード」、「フォーカスBKTモード」があり、どのモードでも細部をしっかりと捉えることができます。
内部的には複数の画像を一度に撮影しており、ピントを微妙にずらして合成することによって奥行きのある画像を作成したり、距離的にカメラから離れた奥の部分もくっきり写したりということに成功しています。
これでダイビングで出会った海の生物を撮影したらとても楽しいでしょう。
必要のないものは映らない
TG-6は、あえて旧型よりも画素数を抑えることでノイズを軽減することに成功しています。
写さなくてもいいものは記録しないという取捨選択をカメラ側で行ってくれるため、肉眼よりも美しい写真の撮影が可能なのです。
ダイビングの場合では、海中に浮かぶプランクトンや泥や砂などを必要以上に映像として拾わないのが嬉しいポイントです。また、F値2.0という明るいレンズを採用しており、光が少ない場所でもしっかり対象物を捉えることができます。
急いで撮影したい場合でもこのレンズを使用していることで対象物を捉えやすくなります。
高い操作性
操作性に関しては細かい操作が可能です。
ダイビンググローブをしながらでも問題ありません。
誤作動を防ぐために、あえてもったり感をつけているようです。
GoProに比べると重くサイズ感もありますが、動画撮影のように起動させっぱなしではなく、対象物撮影に応じてその都度操作をするため仕方ないといえます。
強度と防水性能
強度ですが、耐衝撃2.1m、対荷重100kgf、耐低温-10℃、さらに防塵・耐結露性能と、ちょっとやそっとのことでは壊れません。
水深は本体のみで水深15mまでの防水性能を備えています。さらに、別売りの専用防水プロテクター「PT-059」を装着することで、水深45mまで耐えることができます。
これは、アウトドアカメラの中で最強クラスの性能を誇ります。
フィールドセンサーシステム
TG-6独自の機能で、内蔵のGPSをマップと連動して移動中の位置情報(緯度・経度)や気温・水温、標高(水深)、方位のトラッキングデータを残すことができます。
データを整理する際にいつどこでどういう天候で撮影したのかということがわかるのは非常に便利です。
海中の撮影場所がわかるというのはとても面白いですし、研究目的で使用する場合では、前回対象物を撮影した場所がわかるというのは大きなメリットでしょう。
ただ、水中は誤差が生じやすいということなので、他の記録方法と合わせて測位するのがいいでしょう。
ダイビングフィルターは必要ない
TG-6には、ダイビングフィルターは純正のアクセサリーとしては出ていません。
水中撮影では、本体内蔵のストロボや、専用の水中フラッシュを使って撮影する場合が多いです。
水中専用フラッシュは太陽光の性質に近い光を発するため、水中で失われた赤色を復活させ、青カブリを抑えた鮮やかな写真を撮影することができます。
レンタル|Tough TG-6が気軽に使えるサービス
タビショットなら、OLYMPUS Tough TG-6が往復送料無料で普段のネットショッピングみたいにレンタルできます。
返却もコンビニに出すだけでOK。
購入前に一度試してみたい方や、必要な時だけ使いたい方におすすめです。

ダイビングやシュノーケリングの思い出を素晴らしい画像に!
海中での動画撮影ならGoPro、静止画ならオリンパス Tough TG-6がおすすめです。
感動の海中世界を最高の映像と写真で残しましょう!

※この記事は2018年8月に公開、2025年6月に改訂されたものです。