夏は新緑が光り輝く植物たちの撮影はマストですね!
夏だからこそ植物たちが元気になり色とりどりの色や風景を作ってくれます。せっかく植物たちがいい顔をしてくれるなら、こちらも最高の撮影をしてあげたくなるもの。
今日はタビショットプラス編集部が新緑をテーマにしたSNS映えする撮影テクニックを紹介します。
植物の素材感を活かすズーム
ズームってあまり使わない方が多いみたいですが、ワンランク上の撮影を狙うなら効果的に使っていきましょう。
木を撮影する時のポイントは素材感を最大限に引き出すことです。
ズームを使って撮影を工夫するだけで、木の幹や葉の素材が活かされて幻想的な一枚の撮影が可能です。
ポイントは被写体との距離感です。通常撮影する位置の2倍程度離れた場所から撮影が理想的です。その位置からズームアップする被写体の細かな立体感をとらえる事ができます。
躍動感あふれる撮影
動かない被写体は躍動感を演出しにくいと言われますが、アングルを変えるだけで木に躍動感を与える事ができます。
まずは木の根元に移動してしゃがみましょう。その位置からアングルを上に向けて木のてっぺんをファインダーに納める位の構図にすると躍動感あふれる撮影ができます。
これだけでも十分な映える一枚になりますが、さらに躍動感をうみだす撮影方法が広角レンズと高コントラスト設定の撮影です。
広角レンズは離れた被写体をダイナミックな印象を与えてくれます。さらにコントラスト設定を高くすると空の色とのメリハリ感が生まれて見た人のこころを奪う一枚になるでしょう。
植物を幻想的に見せる撮影
次は逆光を使った撮影です。この撮影方法は新緑の色を活かすのではなく、木のシルエットを最大限に引き出す撮影方法です。
木の位置から逆光となる位置から撮影してみましょう。
陰った木のシルエットと先に見える風景が情緒的な雰囲気を作り出します。
また、木の先に見える風景は街並みでも素敵な写真になりますが、他の木がフレームインできる場合は入れてみるのもいいでしょう。
木のシルエットと新緑が同じ構図に入ると夏らしいダイナミックな一枚に早変わりします。
心揺さぶる木の葉の撮影
新緑を活かした一番の撮影方法は木の葉のズームアップ写真です。
写真のテーマを木の葉に絞るスタンダードな撮影方法ですが、見た人の心を揺さぶる撮影方法だとに多くの写真家やインスタグラマーから人気を集めています。
まずはズームアップで構図の7割を木の葉にできる位置に移動します。
その位置から撮影すれば綺麗なぼけ感を演出できる素敵な構図になります。好みによって絞りで光量を調整してあげるのもいいでしょう。
ワンランク上のフォトスキルで植物の撮影を楽しく
いかがでしたか?
植物の撮影は難しいと言われますが、立ち位置や構図を意識するだけでプロが撮影するような一枚になります。あなたは躍動的に撮影したいですか?それとも神秘的な一枚にしてみたいですか?
この夏はワンランク上の撮影でフォト旅を楽しみましょう!