【2021年最新版】THETA SC2とTHETA Vを比較|どっちを買うべき?

『360度カメラTHETAで人気の「THETA SC2」と「THETA V」、どっちを買うべき?』

THETAシリーズの中で売上の1.2を占める人気の機種である「THETA SC2」と「THETA V」。
2020年12月現在の価格.comでは、「THETA SC2」は売れ筋54位、「THETA V」は2017年9月15日発売にも関わらず売れ筋65位で、THETAシリーズの中でも特に売れ筋の2機種であることは間違いありません。
(参考:価格.com

「THETA SC2」はスタンダード機の最新の機種として、「THETA V」はスタンダード機から一歩進んだアドバンスドモデルとして、その人気を確立しています。
360度カメラTHETAシリーズ購入を検討している人は特に迷いがちな2機種を、今回は比較し、買う人の用途に合わせて紹介します。
購入に迷っている人は最後の「こんな人におすすめ」の部分をよくチェックしてください。

目次

THETA SC2とTHETA Vを比較しよう

「THETA SC2」の特徴

RICOH THETA SC2

「THETA SC2」は「THETA V」とは違い全4色あり、見た目も可愛く女性に人気のモデルです。
セミプロ機である「THETA V」に対して「THETA SC2」は高性能を気軽に楽しめる、「THETA」シリーズで最もコスパがよいスタンダードモデルです。

「THETA SC2」の最も強い部分は写真・静止画です。
写真に関してはTHETA Vを超える程のクオリティで、THETAシリーズの中でフラッグシップモデル(最高品質)と言われるZ1に続くほどのハイクオリティなカメラです。
特にTHETA Vよりも「スティッチング性能」や「パープルフリンジ性能」が高いです。

※スティッチング…360度画像にする際に写真を貼り付ける境目の部分の処理
※パープルフリンジ…明るい部分と暗い部分の間に紫色の偽色が発生してしまうこと

また、スタンダードモデルでSC2の前機種のTHETA SCに対しても、「顔モード」「夜景モード」「車窓モード」3種類のプリセットモードが追加されており、大幅にグレードアップしています。

顔モード:人の顔を認識し、中心に配置し美肌に見せられるモード
夜景モード:暗いところでもノイズ低減し、写真のざらざら感を抑えられるモード
車窓モード:明暗差があるシーンでも明るく撮影できるモード

さらに分かりやすい部分ではISOの上限値が、全機種のSCが1600のところ、アドバンスドモデルのTHETA Vと同じ3200に向上しており、暗いところの撮影にもより強くなっています。

「THETA V」の特徴

RICOH THETA V

スタンダードモデルである「THETA SC2」とは異なり、メーカーであるRICHOがアドバンスドモデルと謳っているセミプロ用の機種です。
動画性能、転送速度、拡張性が大幅にアップしていて、特に動画撮影者向けの機種で、シリーズの中で最も動画性能の高いカメラです。
4K解像度での記録が可能で、4方向の音を独立して記録することを可能です。単純な画質以外にも、画像処理・無線転送の高速化、省電力化など、さまざまな性能が向上しています。

比較表で見る「THETA SC2」と「THETA V」の違い

比較表で見る「THETA SC2」と「THETA V」の違い

ここでは「THETA SC2」と「THETA V」の違いに着目して解説します。
なおこの節、最後に表でまとめています。

まず、「THETA SC2」は2019年12月発売の最新機種で、カラーは女性にも人気の4種類、価格は公式ストアで2万円ほど差があります。
しかし画素数は変わらず、重さは「THETA SC2」が若干軽いですが、さほど違いは感じません。
性能に関しては、一言でいえば「THETA SC2」は静止画単体でいえばアドバンスドモデルと言われる「THETA V」に負けない性能を持っていますが、動画に関しては記録可能時間やマイクの性能から「THETA V」の方がわずかに優れています。

機種THETA SC2THETA V
発売日2019/122017年9月
カラーバリエーション4色(ホワイト・ピンク・ベージュ・ブルー)1色(ブラックのみ)
公式ストア価格(税込)36,800円57,750円
有効画素数約1200万画素約1200万画素
質量約104g約121g
記録媒体約14GB約19GB
記録可能時間(動画4k)1回最大3分 / 合計約32分1回最大5分 / 合計約40分
マイクモノラル4ch

「THETA」購入を検討している人必見|SC2とVはこんな人におすすめ!

ここまで機種の特徴と比較表で解説したことを基に、どちらを買うべきか検討してみました。

「THETA SC2」がおすすめの人

・カラーバリエーションも楽しみたい人
・価格を抑えたい人
・静止画メインで使う人

これらに当てはまる人は「THETA SC2」がおすすめです。

「THETA SC2」はスタンダードモデルとして発売されていることから、多くの人の好みに合致するように4種のカラーを揃えている他、定価では2万円以上、実際に出回っている金額でもおよそ1万円程度は「THETA V」に対して安く購入でき、手軽に入手出来ます。
また静止画に関しては、「スティッチング性能」や「パープルフリンジ性能」が高く、THETA Vを超える表現力を持っています。

そのため、上記3つに当てはまる人は「THETA SC2」がおすすめです。

「THETA V」がおすすめの人

・使用用途が動画メインでかつ、マイクなどまでこだわりがある人
・少しでも長い動画を撮影したい人

これらに当てはまる人は「THETA V」がおすすめです。

主に動画撮影を行う人に一番向いているのが「THETA V」です。
動画性能に関しては、解像度や集音機能など、細かな部分はSC2よりもハイクオリティのため、動画撮影に重きをおくのであればこちら一択です。

公式サイトでは2万円の差がありますが、市場では1万円以上安くなっている場合もあるので、安く購入できるところを探して購入するのがおすすめです。

購入にはまだ迷いがある方はレンタルもおすすめ

今回は「THETA SC2」と「THETA V」の購入を検討している方に、それぞれの特徴などを比較し、解説しました。

「でも安いものではないし、たまの旅行でしか使わないからもったいないな…。」
「実際に使ってみなきゃわからない!」


そんな人にオススメなのが、当社サービスの【タビショット】。

必要なタイミングにだけ、リーズナブルな価格で手軽に「RICOH THETA」シリーズを初めとした様々なカメラをレンタルする事が出来ます。
購入に迷っている人、興味がある方は、まずはこちらを覗いてみてはいかがでしょうか?

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