海外旅行における GoPro の存在意義って、すごいです。
私が半年間の世界一周旅行に持っていったカメラは、コンデジ、GoPro、iPhoneの3つでしたが、その中でもGoProだけは、なかったら旅の面白さが半減していたと確信しているほど。
今回は、旅行中に感じた「GoProがあってよかったシーン」についてランキング形式でご紹介していきたいと思います。
GoPro(ゴープロ)が活躍した旅行シーン
第5位 アンテロープキャニオン(USA)
アメリカのグランドサークル内にある、アンテロープキャニオン。鉄砲水によって、岩肌が浸食されてできた洞窟です。
波のカタチをそのまま残したような模様の壁面は、まさに自然の神秘。
晴れた日のお昼頃のツアーに参加すると、岩の隙間から陽の光がまっすぐに降り注ぐ「ビーム」といわれる光景を見れることも。
世界でここにしかない絶景に、感動すること間違いなしです。
なぜアンテロープでGoProが役立つのか?
洞窟のような、狭い通路/閉ざされた空間というのは、普通カメラが苦手とする場所です。でも、力を発揮するのがGoPro。
マウントを取り付けてムービーを撮れば、道をすり抜けていく臨場感が味わえる動画を残すことができ、あとから見ても 岩の隙間を歩いた感覚を思い出せるのです。
また、アンテロープでは自撮り棒の使用が禁止されています。
なぜなら、他の入場客にぶつかったり、美しい壁を傷つけてしまったりするのを防止するため。
でも、絶景とともに自撮りしたいと思いませんか?
GoProなら広角レンズなので、自撮り棒なしでも腕を伸ばせば 背景までしっかりと映せます。
国内外問わず、自撮り棒(セルカ棒)禁止の観光名所は多いので、無くてはならない存在ですね。
第4位 途上国の市場
市場に限りませんが、要は「人混み」で写真を撮りたいときにも、GoProの良さを実感しました。
金銭的に豊かでない地域の人混みでは、治安があまり良くないこともあります。
そのような場所では、一眼レフや iPhoneなど、明らかに高価そうなものは人前で出さない方が賢明です。
でも、そこで生きる人々の生活が垣間見える、市場の活気を写真に残したい方は多いはず。
GoProなら治安の悪い場所でも安全?
もちろん、GoProなら絶対に盗られない、というわけではありませんが、手の平に収まるほど小型サイズのGoProなら、目立たず撮影することができます。
また、マウントを使って胸に固定したり、手首にしっかり巻いたりすれば、スリ防止にもなりますよ。
第3位 ウユニ塩湖(ボリビア)
私が世界一周したいと思ったきっかけは、ウユニ塩湖の存在です。
「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」という本で有名になった、地上の天国。
雨季は、真っ白な塩の結晶の上に 薄く水が張るので、反射で目に見えるもの全てが鏡張りになります。
塩湖の面積は11,000㎢にも及び、これは秋田県や岐阜県と同じくらいの広さなんだとか。
実は、3700mほどの標高(=富士山の頂上と同じくらい!)に位置するにもかかわらず、水平線が見えるという、なんとも不思議な場所。
どこまでも続く鏡張りの空は、本当に「天国ってこんな感じかな?」と思えるほど、美しい世界です。
朝日、夕日、もくもくの入道雲、夜空、遠くで光る稲光…。
その時々の天候で、全く違う景色に出会えるので、旅人の心を掴んで離しません。
風の止んだ夜中、星空が鏡張りになると360度星空に包まれてまるで宇宙に足を踏み入れてしまったような感覚をも味わうことができます。
ウユニ塩湖にはGoProがおすすめな理由
美しいリフレクション写真を見すぎた日本人が 忘れがちなのは、「ウユニ塩湖は水浸しである」ということです。
数人のグループで椅子を使った写真や、トリック写真など。撮りたいポーズが沢山あるため、ついはしゃいでしまいますが、言ってみれば 大きな水たまりと同じ状況。
ジャンプ写真など撮ろうものなら、塩分を含んだ水が飛び散ります。
その点 GoProなら、海で使っても大丈夫なので安心ですね。
それに、タイムラプスが撮れるのも GoProの良いところ。
定点カメラのようにセットし、刻一刻と変わりゆくウユニ塩湖の景色を動画に収めれば、雲や太陽、星の動きを早送りで楽しむことができます。
第2位 サハラ砂漠(モロッコ)
アフリカにあるモロッコでは、ラクダに乗ってサハラ砂漠に行き、テントで一晩キャンプしました。
世界一周中、象や馬にも乗りましたが、ラクダはとっても愛らしいです。
私がいちばんトキめいたのは、人間を乗せて整列して歩くラクダ達の影が、砂丘にうつった瞬間。
きっと、誰もがカメラを取り出したくなるタイミングでしょう。
砂漠で注意するべきこと
注意しなければな らないのが、砂漠では当然ながら砂吹雪が起こります。
ふぶくまでなくとも、常に細かい砂を含んだ風が吹いています。
デジカメや一眼レフを開いてしまうと、一瞬で砂塵がカメラに入り込んでしまい、使い物にならなくなることも。
旅はまだまだ続くのに、困りますよね。
私は、GoPro1本に絞っていました。
防塵のGoProなら、サハラ砂漠でも安心です。
デジカメや一眼レフは ケースに入れていても、隙間から細かい砂が入り込んで壊れる可能性があるので、宿に置いておけるならそれをおすすめします。
第1位 グランセノーテ(メキシコ)
グランセノーテというのは、カリブ海に面したユカタン半島にある天然の泉のこと。
洞穴に溜まった淡水は非常に透明度が高く、シュノーケリングやダイビングなどが人気です。
ここは「聖なる泉」とも呼ばれており、観光客が少ない朝の時間に入ると、透き通った水に光が差し込んで、とても神秘的です。
水中カメラ=GoPro
「GoProを持っていてよかった」と感じたシーン1位は、やはり水中アクティビティでした。
防水カメラを持っている人といない人では、楽しみ方が何倍も違うというのは容易に想像できますよね。
GoProなら、浮きや手首に取り付けるタイプ、セルカ棒など、様々なマウントを状況に応じて使い分けられるので便利。
ウミガメや色とりどりの魚、シュノーケルマスクを付けた自分の姿だって、しっかりと記録に残せます。
GoPro(ゴープロ)を旅行に持っていきたい理由
具体的なシーンでランキング付けをしてみましたが、いかがだったでしょうか?
GoProの良さをまとめると、この3点になるわけです。
1.小型で軽量なのに、高画質
旅行に付き物なのは、なんと言っても荷物問題。
持ち運べる量は限られているので、手のひらサイズで重さの負担がないGoProはとても心強いのです。
小さくて軽いからこそ、人間の視点のような角度で身につけられ、普通のカメラでは取り付けが難しいような狭いスペースでも設置が可能。
マウントとの組み合わせ次第で、撮影アングルの幅はグッと広がります。
2.スキル不要で広角写真/動画が撮れる
広角レンズというと、相当カメラに詳しい人しか使いこなせないイメージがありますが、GoProの操作方法はとってもシンプル。
カメラの知識がなくても、ボタンひとつでかんたんに 本格的な写真やムービーを撮ることが出来ます。
世界には、雄大な自然や大きすぎる建造物など、普通のカメラでは収めきれない景色が沢山ありますが、広角レンズを備えたGoProなら安心ですね。
おまけに、ボイスコントロール機能まで付いているので、例えば「GoPro、写真!」と話しかければ、音声に反応して自動でシャッターを切ってくれるという頭の良さ。
旅行中って 集合写真を撮りたいシーンが度々あるので、いちいち「セルフタイマーは10秒に設定して…」とか、もたつかなくていいのも嬉しいポイント。
3.防水・防塵で衝撃にも強い
GoProには「どんな環境でも撮影できる」という安心感があります。
旅行中は、海水、砂埃、強風を受けるスカイダイビング、激流の中のラフティングなど… 普通のカメラだと難しいタイミングが多くありますが、GoProなら全く問題なし。
音楽フェスのような野外イベントでは、途中で雨が降ることも多いので特に重宝します。
衝撃に対してもタフなので、落として壊れることを怖れず 子どもに撮らせてあげられることも、良さのひとつかもしれません。
夏のプール遊びやキャンプなどでは、子ども目線の面白い写真が撮れますよ。
旅行とGoPro(ゴープロ)はすこぶる相性がいい
というわけで、私が世界一周旅行中に「GoProがあってよかった〜!」と思った瞬間をまとめてみました。
旅行はそれだけで楽しいものですが、GoProがあると さらに楽しい。同じ場所でも「楽しめる度」が格段に上がります。
ぜひあなたもGoProを取り入れて、これまでとは違う旅行体験をしてみてくださいね。