【2025年11月更新】GoPro HERO8は買うべき?現在の価格と評判は?

2019年に発売された『GoPro HERO8 Black』は、GoProの歴史においてデザインと拡張性が大きく変わった革新的なモデルです。

  • フレームレスデザインへの移行
  • 内蔵マウントフィンの搭載
  • モジュラーシステムの導入

これらの進化により、アクションカメラとしての使い勝手が飛躍的に向上しました。

発売から6年が経過した2025年11月現在、『GoPro HERO8 Black』は「今」も通用するのか?
最新モデルと比較して、その中古市場での価格と性能のバランスを徹底的に検証します。

目次

GoPro HERO8 Blackの現在の価格と入手方法

発売当時の情報

『GoPro HERO8 Black』は2019年10月25日に55,880円(税込)で、360度カメラの『GoPro MAX』と同時に発売されました。

2025年11月現在の販売状況

後継機が次々と発売された影響で、『GoPro HERO8 Black』は公式での新品販売は終了しています。

  • 現行の最新モデル: 公式サイトで販売されているのは、現時点でのフラッグシップモデルである**『GoPro HERO13 Black』**です。
  • 入手方法: 現在は、中古品在庫を抱える一部の業者からの購入が主となります。

2025年11月時点の中古市場価格帯

中古市場では、その人気の高さとデザインの普遍性から、比較的安定した価格で取引されています。

入手経路2025年11月時点の相場(目安)備考
フリマアプリ (メルカリなど)20,000円〜30,000円程度動作保証がないため、付属品(特に内蔵フィン周り)の破損がないか要確認。
中古専門カメラ店25,000円〜35,000円程度動作確認や保証が付く場合が多く、初めての中古購入でも安心。

中古購入時の注意点(特に保証について)

Amazonやフリマサイトで在庫を持つ出品者、または並行輸入品、中古品を購入する場合、GoPro公式や日本正規代理店からの保証は基本的に適用されません。万一の故障に備え、以下の点を確認しましょう。

  • 保証書の付属有無有効期間
  • 商品の状態(特にレンズや液晶、内蔵マウントフィンの破損)
  • 中古専門店を選ぶ場合は、店舗独自の保証が付くか

GoPro HERO8 Blackの革新性:フレームレスとモジュラーシステム

『GoPro HERO8 Black』は、前作『HERO7 Black』で搭載されたHyperSmoothの手ブレ補正をさらに進化させるとともに、GoProのデザイン自体を大きく変更しました。

  • 内蔵マウントフィン: 外部フレームなしで直接マウントに装着可能になり、利便性が向上しました。
  • モジュラーシステム: メディアモジュラー、ライトモジュラーなどの専用アクセサリーにより、Vlogや本格的な映像制作にも対応できる「システムカメラ」へと進化しました。

当時の評価と2025年視点での再評価

評価の分類当時の詳細2025年視点での解説
👍 良い評価モジュラー装着時のデザインがかっこいい。ジンバル要らずのビデオとして満足(HyperSmooth 2.0)。フレームレスになり使い勝手が良い。モジュラーによる拡張性は今も魅力的。中古価格帯ではトップクラスの基本性能を持つ。
👎 悪い評価バッテリーが4Kだと1時間もたない。タッチスクリーンの感度が悪い。野外での音声が厳しい。バッテリー・発熱問題は現行モデルでも続く課題だが、HERO13はEnduroバッテリーで改善済み。音声性能はモジュラー前提となる。

GoPro HERO8 Blackのバッテリー持続時間(予備は必須!)

使用者の感想で最も多かったのが、やはりバッテリーの持ちの悪さです。特に高画質設定では急速に電力を消費します。

下記の公式データを見てもわかるように、予備バッテリーは必須です。

画質設定撮影可能時間(HERO8 Black)2025年視点の注意点
4K/60fps約47分高負荷で発熱による停止リスク大。中古バッテリーはさらに短い。
4K/30fps約74分比較的安定して撮影できる設定。
1080p/60fps約81分バッテリー効率の良い設定。

GoPro HERO8 Blackに対応のSDカードは?

『GoPro HERO8 Black』は、高画質動画を安定して記録するため、高速なmicroSDカードが必要です。

  • 推奨規格: UHS-I / スピードクラス U3 (V30) 以上。この規格を満たすことで、4K高ビットレートの動画もコマ落ちなく記録できます。
  • 容量: 4K撮影が主であれば、すぐに容量が埋まるため、128GBはあった方が安心です。低価格で品質が安定しているSamsungやSanDiskのU3規格カードがおすすめです。

結論:GoPro HERO8 Blackは「今」買うべきか?

2025年現在、中古で2万円台から購入できる『GoPro HERO8 Black』は、GoProの基本性能と拡張性をコスパ良く手に入れたい人にとって、非常に価値のある選択肢です。

✅ HERO8 Blackの購入がおすすめな人

  • 予算重視のVlogger:モジュラーで外部マイクが使える最安値クラスのモデルが欲しい。
  • 手軽なアクション撮影:フレームレスで内蔵フィンがあるため、すぐにマウントに装着したい。
  • サブ機として:メイン機(HERO13など)が故障した際の予備や、リスクの高い場所での撮影用。

❌ 最新モデルを推奨する人

  • 最高の画質と性能が必須:5.3K、HyperSmooth 6.0、広色域、GP2以上の処理能力を求める。
  • 長時間の撮影がメイン:Enduroバッテリーによる駆動時間延長と発熱対策が必要。
  • 最新の使い勝手と機能:前面液晶の大型化、より反応の良いタッチパネル、より強固な防水性能を求める。

💡 レンタルで試してから決める選択肢

中古価格と性能のバランスが非常に良いHERO8 Blackですが、最新モデルとの手ブレ補正や画質の差は非常に大きいのも事実です。

カメラレンタルサービスを利用して、過去モデルの取り回しやすさと、最新モデルの圧倒的な性能を実際に比較し、自分に合った一台を見極めるのが賢明な方法です。

※この記事は2021年2月に公開、2025年11月に改訂されたものです。

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