2019年12月にスタンダードモデルの新作として登場したRICOHの「THETA SC2」。
「今までTHETA SCを使ってきたけど買い換えるべき？」
「どこが変わったの？性能の違いが知りたい」
そんな疑問に答えて、今回はTHETAシリーズの最新機種である「THETA SC2」と従来のスタンダードモデル「THETA SC」の違いに関して、解説します。
最後に買い換えるべきかも解説するので、ぜひチェックしていってください。
RICOH THETA SC2｜スタンダードモデルのシリーズ最新機種！
「THETA SC2」はSCと同じ全4色のラインナップ（ホワイト・ブルー・ピンク・ベージュ）があり、見た目も可愛く女性にも人気のモデルです。
ここではSC2の特徴をそれぞれ強み・弱みでみていきます。
「THETA SC2」の特徴｜SCとは違う強み
「THETA SC2」の最も強い部分は静止画です。
写真に関してはアドバンスドモデルのTHETA Vと同程度の画素数、ISO値、シャッタースピードなどの性能を持ち、フラッグシップモデルと言われるシリーズ内で最高機種のTHETA Z1に次ぐほどのハイクオリティな撮影ができます。
ISOの上限値がSCの1600からVと同様の3200まで改善されており、より暗いところの撮影にも強くなっています。
また場合によってはスティッチング性能やパープルフリンジの性能がTHETA Vよりも高いと感じる部分もあります。
※スティッチング…360度画像にする際に写真を貼り付ける境目の部分の処理
※パープルフリンジ…明るい部分と暗い部分の間に紫色の偽色が発生してしまうこと
THETA SC2とSCの違い｜プリセットモード
また特に「THETA SC」に対して、以下の３種類のプリセットモードが追加されている点も強みです。
顔モード：人の顔を認識し、中心に配置し美肌に見せられるモード
夜景モード：暗いところでもノイズ低減し、写真のざらざら感を抑えられるモード
車窓モード：明暗差があるシーンでも明るく撮影できるモード
「THETA SC2」の特徴｜SCとは違う弱み
従来の「THETA SC」と比較しても機能面で劣る部分はありません。
1点あげるとすれば価格です。
THETA SC2は公式サイトの定価で36,800円(税込)に対し、 SCは24,750円(税込)と1万円以上の差があります。
またSC2が発売されてことによりSCが値下がりしているため、場合によってはSCが1万円代で購入出来ることもあるようです。
THETA SC｜手軽に360度撮影を楽しみたい方にオススメのスタンダードモデル
「THETA SC」の特徴｜SC2とは違う強み・弱み
今回の比較対象が最新機種のSC2なので、SCの強みとしては価格しかありません。
先述したとおり、SC2の発売で値下がりするSCが、場合によっては1万円代で購入出来ることもあり、出来る限り費用を抑えたい方は中古でもっと安く買う事も出来ます。
弱みとしては、ISO感度（標準出力感度）・シャッタースピード・内蔵メモリー（データ容量）・プリセットモードの有無・動画解像度があります。
具体的な違いは以下の表を参照してください。
| 機種名 | THETA SC2 | THETA SC |
| ISO感度 | ISO64～3200(ISO優先、マニュアル) | ISO100～1600 |
| シャッタースピード | 1/25000秒～1/8秒 | 1/8000秒～1/8秒 |
| 内蔵メモリー | 約14GB | 約8GB |
| プリセットモード | 顔・夜景・車窓モード | なし |
| 動画解像度 | 4K対応 | 未対応 |
THETA SCはTHETA SC2に買い換えるべきか？検証
・今後動画撮影にも使いたい人
・写真のクオリティをもっとあげたい人
・これからさらにTHETAを使いたい人
以上に当てはまる方はTHETA SC2に買い換えるのがおすすめです。
THETA SC2は性能で言えばTHETA SCには一つも劣りません。
なかでも特に静止画に関してはISO・シャッタースピードの向上、プリセット機能が新しく加えられた事から、アドバンスドモデルを超える表現力を持っています。
さらに動画撮影は4K対応しており、性能はかなり向上しています。
価格は定価で37,000円弱とTHETA SCよりも1万円以上高いですが、今後写真のクオリティも上がり、画質の良い動画を撮影する事も出来るようになり、さらに楽しめる事間違いなしです。
購入にはまだ迷いがある..そんな時にはカメラレンタルサービスのエンカラーズ
今回は「THETA SC2」と「THETA SC」の違いについて解説しましたが、それぞれの特徴などを比較し、解説しました。
「でも安いものではないし、たまの旅行でしか使わないからもったいないな…。」
「実際に使ってみなきゃ決められない！」
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