『RICHO THETA SC2の使い方を知りたい!』
『初めて使うから、間違えやすいポイントや困った時の対処法も知りたい』
そんな方に向けて、今回は「RICHO THETA SC2」の使い方を徹底解説します。
スマホとの接続など、間違えやすい部分も丁寧に解説するので、安心して読み進めてください。
なお動画に強いセミプロ用360度カメラ「THETA V」の使い方も以下の記事でまとめていますので、活用してください。
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「THETA SC2」の基本的な使い方
まずは基本的な使い方をマスターしましょう。
撮影までの具体的な流れは以下の4つのステップがあります。
①スマホと接続・連携(アプリのインストール)
②撮影モード・撮影画面の設定の仕方
③撮影する
④画像をスマホに保存する
アプリ「THETA」をインストールしてスマートフォンと接続しよう!
まずTHETAシリーズでは共通のステップですが、撮影する前にアプリ「THETA」をスマートフォンにダウンロードして、スマホとTHETAを接続しましょう。
THETA SC2は本体だけでも撮影は可能ですが、従来のカメラのように画面がついていないため、単体ではどんな画角、色味で撮れているか見ながら撮影することが出来ません。
360度カメラなのでほとんど全て画角には入っているのですが、暗い場所でどれくらい写っているか確認できず、マニュアルで撮る場合の明るさやホワイトバランスの調整が出来ません。
そのためまずは、どんな写真を撮っているのか確認しながら撮影するためにスマートフォンとTHETA SC2を接続しましょう。
アプリ「THETA」をダウンロードしよう
まず、基本操作で使う「THETA」をダウンロードします。
以下のリンクからダウンロードできます。
RICOH THETA
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次にアプリを使ってスマートフォンとTHETA SC2を接続します。
アプリ「THETA」で「THETA SC2」を登録しよう(WI-FI設定)
アプリをダウンロードしたら、以下の写真のように画面の中央下の[撮影]をタップし、カメラの登録画面に進みます。
次に新しいカメラの登録を選択します。
すると下の画像のような画面になります。
画面通り、THETA SC2の底にあるアルファベット2桁+数字8桁を入力します。
これで確認画面で設定を選択すればカメラの登録は完了です。
アプリ「THETA」で「THETA SC2」を登録しよう(Bluetooth設定)
また、同時にリモートで撮影する際などに使えるよう、Bluetooth設定も合わせて行っておきましょう。
カメラが正しく登録・接続できている場合、[設定]の画面が下記の画面になっています。
上記の[設定]の画面からカメラBluetooth設定をタップし、設定をオンにします。
接続状態が下記の画像のように『Wi-Fi』から『Wi-Fi + Bluetooth』になっていれば接続完了です。
ここまでできれば、接続は完了です。
次に撮影の際の初期設定を見ていきましょう。
撮影モード・設定・撮影画面の設定の仕方
撮影モードを選ぼう
THETA SC2には静止画モード・動画モードがあります。
モードの切り替えは横のMODEボタン(上から3番目)か、アプリから変更できます。
撮影設定はオート(AUTO)にしよう
撮影モードを設定したら、次に撮影設定を行います。
撮影画面の右下の部分から選択できます。
カメラの知識がない方は、まずオートを選んでおけば失敗しません。
大抵の場合、オートが手軽かつ簡単で綺麗な写真を撮影出来ます。
また他にも、
・ISO優先モード
・シャッター優先モード
・マニュアルモード
があり、使えるようになるとより幅広い写真が撮れるようになるので、興味のある方はいろいろいじってみてください。
表示画面を設定しよう
また、撮影する際に見やすいように撮影画面の設定をしましょう。
下真ん中の[撮影]をタップし撮影画面にうつります。
下記写真の右下からパノラマ型の表示か画角を絞った表示か選択することができます。
画角を絞った表示の場合はスワイプなどで360度見渡すことが出来るので、ちょうどいい画角に合わせて使用しましょう。
他にも3つの細かな設定をすることができます。
EV調整(露出補正)
まずEV調整(露出補正)の調整です。
左下の画面から変更できます。
簡単に言えば写真の明るさを調整できます。
ホワイトバランス(WB)
コチラはホワイトバランスの調整ができます。
基本はAUTOで何も問題なく、きれいな撮影ができるので安心してください。
デフォルトはAUTOになっており、晴天・日陰・曇り・室内灯モードなど、場面に合わせて光の色温度などを設定してくれています。
特にTHETA SC2は静止画に強い機種なのでここまで使いこなすとそのクオリティの高さが際立ってきます。
場面に合わせてモードを調整することで、より自分の思った通りの色味の写真を撮影することが出来ます。
Option Setting
こちらはあまりカメラに詳しくない方はいじる必要がない部分です。
興味のない方は読み飛ばしてください。
Option Settingでは3つの設定をいじることができます。
・ノイズ低減モード
・DR(ダイナミックレンジ)補正モード
・HDR(ハイダイナミックレンジ)合成モード
「ノイズ低減モード」は光の少ない夜や屋内での撮影の際、光を無理やり取り込んだり明るさを無理やりあげると、写真にノイズが入ってしまいます。それを低減できるのがこのモードです。
「DR(ダイナミックレンジ)補正モード」はコントラストを自動で調整し、黒つぶれや白飛びを防ぐことができるモードです。
光が強すぎる部分と暗い部分を同時に一枚の写真に納めようとすると、どちらかは黒つぶれ、白つぶれが起こってしまいます。
それを防ぐ際に使用するモードです。
「HDR(ハイダイナミックレンジ)合成モード」は上記のDR補正の上位互換のイメージで問題ありません。
HDR(ハイダイナミックレンジ)合成モードは幅広いダイナミックレンジを記録、表示するために開発された画像合成手法です。
出典:wikipedia
基本の撮影ではあまり気にならない設定ですが、暗い場所や明るすぎる場所など、極端な環境でも可能な限りノイズや白つぶれ・黒つぶれしないよう抑え、ありのままを写真に納める機能なので、興味があれば試しに使ってみてください。
撮影する
ここまで設定できたら実際に撮影しましょう。
360度撮影できるので画角などはあまり考えずに撮影できますが、自分側も画角に入っていることに注意して撮影しましょう。
スマホと接続していればスマホからも本体のボタンでも、どちらからも撮影出来ます。
またリモートで撮影する場合はスマホでシャッターを押すか、セルフタイマー機能を使いましょう。
ただしスマホでシャッターを切る場合は通信状態によってタイムラグがあることがあるので注意しましょう。
写真をスマホに保存する
そして最後に撮影したデータは、スマホと連携している場合は自動的に写真フォルダに保存されます。
一方接続していないうちに本体のみで撮影したものは、カメラ内にしっかり保存されています。
その際はアプリと接続した際に[カメラ内画像]の未転送で見ることができ、タップするだけでスマホに保存できます。
画像の編集は「THETA+」アプリで行おう!
THETA専用の画像編集アプリです。
THETA+
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こちらのアプリの操作方法は別記事にまとめていますので、参照してください。