GoPro HERO8 Blackの発売と同時に発表された、拡張アイテムの「メディアモジュラー」「ディスプレイモジュラー」「ライトモジュラー」当初の発売予定日を過ぎてしまいましたが、「メディアモジュラー」「ライトモジュラー」2アイテムが遂に発売開始となりました。
待ちわびていたユーザーが多かったようで、早速インターネット上では購入者からのレビューが日に日に増えています。
今回は、そんな「メディアモジュラー」「ライトモジュラー」について、機能紹介と共に購入者の口コミを紹介していきます!
「モジュラー」はGoPro HERO8 専用拡張アイテム
モジュラーは、現時点ではGoPro HERO8 Blackのみで使用できる拡張アイテムです。
「メディアモジュラー」を装着させると、「ディスプレイモジュラー」「ライトモジュラー」をつける事ができます。つまりは、「ディスプレイモジュラー」や「ライトモジュラー」を使う時は、「メディアモジュラー」が必ず必要になります。
モジュラーを使用する際は、GoPro HERO8 Black のソフトウェアアップデートが求められます。初めて使う時には、アップデートができる環境を用意しておきましょう!
カメラのソフトウェアアップデート手順
https://www.tajima-motor.com/gopro/faqs/ans/hero6/10008.html
指向性マイク内臓の「メディアモジュラー」
モジュラーを使う基本にもなる「メディアモジュラー」は、GoPro HERO8 Black 本体をセットして使用します。
GoPro HERO8 Black 本体の充電カバー部分を外し、メディアモジュラーの内側に飛び出ているUSB端子を本体に差し込む事で、メディアモジュラーとの接続ができ、かつメディアモジュラーについている外部端子を使って外部アクセサリーを使用できるようになります。
メディアモジューラーの同梱品
- メディア モジュラー
- 垂直マウント用バックル
- サム スクリュー
- ライトやマイクなど外付けできる 2つのコールドシューマウント
- 外付けマイクでオーディオを強化できる3.5mmマイク端子
- 映像の確認や再生ができるHDMI出力端子
<マイク機能の種類>
前面マイク/背面マイク/ステレオ/風切り音
高性能の指向性マイクの評価は!?
メディアモジュラーには、高性能の指向性マイクが備え付けられています。発売時は「これで撮影の音が良くなる!」と期待されていました。
マイクは、GoProのレンズ側になる前方向の「前面マイク」、液晶側の「背面マイク」、全体をカバーする「ステレオ」とあり、屋外で有効な「風切り音」の軽減モードと切り替えられます。
口コミを見ていると、期待が大きすぎた影響もあるようで「思ったより効果を感じられない」という声が多いようです。
集音する能力は通常よりは良くなるので、全体的な録音の音量は大きくなるようです。しかし、その分不要な音も大きくなってしまったり、ホワイトノイズが通常より強くなってしまう傾向があります。
室内で一人喋りの環境や、街中の騒音の場合と、自然の環境の中での喋っている音では、録音の印象も変わりました。人が少ない自然の環境音の中では、マイクの音を集める能力と、風切り音を抑える能力で、通常のGoPro本体のみの音声より綺麗に聞こえるようです。
外付けマイクを使えば音は良くなる
メディアモジュラーでは、3.5mmマイク端子を使用し、外付けマイクが使えるようになりました。外部の不要な雑音を減らし声だけを映像と共に撮影できるようになったのは朗報ですよね!
実際にマイクを繋いで撮影したレビューを見ていると、メディアモジュラーのマイクより外付けマイクの使用を勧めるものが多くありました。
しかし、気になるレビューもあり「マイクを繋いだらエラーになった」「プツプツとした破裂音が入る」「ノイズが入る」と、外付けマイクを接続した影響による不具合も少なくないようです。
また、マイクも使用するマイクの性能によっては、期待したほど良い音にならないなど手放しで喜べない方も見られましたが、メディアモジュラーを使うなら外付けマイクは使うと良い!!ようです。
水深10mまで使える「ライトモジュラー」
コンパクトでパワフルなLEDライトの「ライトモジュラー」は、単体でも使用できます。
ホットシューに取り付ける事ができるので、手持ちの一眼レフや、シューマウントが備え付けられた三脚など、カメラをよく使用してる人ほど活用の場は広がるでしょう。
ライトモジューラーの同梱品
- ライト モジュラー
- ライト ディフューザー
- 2 フィンガー アダプター
- USB-C ケーブル
- 鮮明なディテールを実現するため、光量を 200 ルーメンまで 4 段階に調節可能
- 水深 10 m まで防水の耐久設計
- 稼働時間最長 6 時間の充電式バッテリーを内蔵
ライトモジュラーをメディアモジュラーに装着しよう!
メディアモジュラーには、上部と横側の2箇所にコールドシューと呼ばれる、アクセサリーを取り付けられる部分があります。
ライトモジュラーの下側にある出っ張りをメディアモジュラーのコールドシューの部分に差し込むと、しっかりと装着できます。
初めて使う時は差し込む際に固く感じる事もあるようなので、無理に力を入れずに優しく扱いましょう。
ライトは室内での補助光はもちろん、夜の屋外撮影でもしっかりとした照明としても使えます。かなり強い光なので光を和らげたい時は「ライトディフューザー」を使いましょう。
「ディスプレイモジュラー」の発売が待ち遠しい!
「メディアモジュラー」「ライトモジュラー」は、必ず必要なものではないかもしれませんが、GoPro HERO8 Black が拡張できる特別なアクセサリーです。
自撮りで使いたい方は、発売が待たれる「ディスプレイモジュラー」を心待ちにしているのではないでしょうか。自撮りのシーンに活用される機会も多いGoProで、フリップスクリーンで確認できたら、とても便利になりますよね!
欲しいモジュラーはそれぞれだと思いますが、注意する点はメディアモジュラーを使用すると端子が剥き出しになるのでGoProの特徴でもある耐水性が無くなってしまいます。使用の際はご注意ください!
これまでのGoProの中でも、機能性が格段に良くなったGoPro HERO8 Black。3つのモジューラを使えば、更なる次元での撮影が可能になります。