日常からタフな環境まで、撮影シーンを選ばずクリエティブな撮影ができるGoProは、専用のアプリが3つ用意されています。
スマホとの連携機能が充実しているGoProは、本体だけで使うよりアプリなども一緒に使う事でもっと便利に、もっと楽しくGoProのある生活を満喫できるのです。
今回は、専用のアプリの一つである、GoProアプリの「Quik」を使って、初心者の方でも簡単に動画を作るやり方をお伝えします。動画は難しそうと思ってる方にこそ、ぜひチャンレンジしていただき友達と想い出のシェアをしていただきたいです!
撮影・画像編集・動画編集、3つのGoProアプリ
GoProが用意しているアプリには次の3種類あります。
- GoPro … 本体のリモート操作やライブ配信など、メインのアプリ
- Quik … 少ないステップで写真や動画から動画を作成できるアプリ
- Splice … 高度な動画編集アプリ(iosのみ)
Quikより高度な動画が編集できるSpliceアプリは、残念ながらAndroid携帯には非対応です。iPhoneやiPadをお持ちの方はぜひ使ってみてください。
メインのアプリとして使用されるGoProアプリは、離れた場所から操作できるリモート機能や、SNSにライブ配信したりと撮影の時に使用すると、便利な機能がついています。個人的に気に入ってるのは、スマホの画面でどんな風に写っているか確認できるところです。
GoProの液晶の反応がいまいちの時は、スマホアプリで操作をした方がスムーズかつスピーディに設定できます。
撮影中の操作に注目地がちですが、GoProアプリには、撮影した写真や動画の管理を行ったり、画像編集の機能もあります。撮影した写真や動画を編集したい時は、GoProの中からデータをスマホやPCに移動(保存)する必要があるので、そんな時GoProアプリが便利です!
<簡単3ステップ>「Quik」アプリで動画を作る方法
「Quik」はios、Androidどちらでも使用する事ができます。少ないステップで自動的に完成度の高い動画を生成してくれる自動作成もできますが、用意された音楽などを自分で設定して作る方法もあるので、サクッと完成!も、こだわって完成!も思いのままです。
<ステップ1>スマホの素材から動画にする素材を選択
アプリを起動させ「+」をタップすると、素材の読み込み画面になります。この画面はiPhoneのものですが、スマホの「写真フォルダ」や、GoProの有料クラウドサービス「GoPro Plus」、GoProアプリの中のデータ「GoProRecent」をタップすると、それぞれ保存されている素材、一覧で表示させれます。
「GoPro Pecent」は、GoPro本体からGoProアプリ内に保存された写真・動画を参照しています。
「Quik」アプリは、GoPro本体のデータを直接読み込めません。
挿入元を選択すると、写真・ビデオの一覧が表示されるので、動画にしたい順番で素材をタップしてください。素材は、写真・ビデオ(動画)を混ぜる事も可能です。写真5枚以上・もしくは動画1個を選択していないと動画を作る手順に進めません。
画面上にある、参照中の保存先をタップすると、いつでも「写真フォルダ」や「GoProRecent」の切り替えができるので、GoProの素材や、スマホに保存している素材を混ぜた動画も簡単に作れます。
<ステップ2>音楽や動きをテンプレートから選ぶ
Quikのアプリには、テーマがテンプレートとして用意されており、ワンタッチで選んだ写真・動画に適応されて、音楽とトランディション (動きや効果)が設定された動画を作る事ができます。
テーマをタップするだけで、どんな動画になるかプレビュー画面で確認できます。写真や動画がドラマチックに動きながら次の素材に切り替わり、見ているだけでワクワクする動画になります。好きな雰囲気のテーマを選んだら「保存」をタップし、動画の保存に進みましょう。
この画面は「動画編集」なので、動画を作っている画面で人に見てもらうには「動画として保存」する必要があります。
<ステップ3>編集した動画を完成動画に書き出す
最後は、完成した動画を「シェア」か「保存」を選ぶ画面になります。
スキップをタップすると、「Quikアプリ内」に完成した動画が保存されます。保存された動画は、再編集やコピーする事ができるので、後日もう一度編集したいという時に便利です。
スキップで保存した動画は、アプリを起動した際の、下側に表示されるメニュー「マイストーリー」からアクセスできます。
シェアするの選択肢の「リンクをコピー」を選ぶと、GoProの動画投稿用のURLが発行されます。SNSシェアは投稿先によって形態が変わり、この動画投稿用のURLがシェアに利用されます。
SNSの投稿では、
- GoProの動画投稿用URLがシェアされる場合
- 直接動画を埋め込む(投稿)される場合
があります。
例)フェイスブックはURLのシェア、Instagramは直接埋め込み
「写真」を選ぶと、自分の写真ホルダーに「動画」として保存されるので、自分の手元に動画として保存しておきたい場合や、素材としてSNSの投稿などに使えます。
「Quik」デスクトップ
「Quik」アプリは、スマートフォンだけでなく、PCで編集できるデスクトップ版も用意されています。PCの大きな画面で操作をしたい方に最適です。Windows、Mac共にインストールできますが、システムの条件があるのでサイトでご確認ください。
アプリを使えば動画作成は難しくない!
写真や動画を組み合わせた動画であっても、アプリを使えば3ステップで簡単に1つの動画として完成させる事ができる「Quik」。
動画編集アプリはたくさんありますが、アプリの機能で出来る事が増えると、その分編集能力も必要になります。気負いなく動画を作って楽しむには、Quikのように選択するだけで簡単に作れるアプリから親しみを持って動画編集に触れるのが良いでしょう。
GoProで撮ったものだけでなく、スマホで撮影した写真や動画もQuikで編集できるので、短編動画からぜひチャレンジして作ってみてください。
ただの写真が、音楽と共に動く動画の魅力にきっとハマると思います!