GoProが故障した?故障やトラブルの対処法について

コンパクトな見た目なのに、耐久性があって、水もへっちゃらな、強靭なイメージのGoPro。

実際に使ってみると、あれ?なんだか調子が悪い?と困ってしまう場面もあります。

不具合が起こった!と慌てる前に、自分の対処法で大丈夫な事か、修理が必要なのか、落ち着いて見極めましょう。

今回は、GoProの不具合でよく見かける症状と、その対処方法をご紹介します。

目次

修理は安心のメーカー対応、正規品は安心の1年間保証付

国内のGoProの販売はタジマモーターコーポレーションがとりまとめています。

注意が必要なのは、正規販売店で購入して、「タジマモーターコーポレーション/GoPro事業部発行の保証書」がないと保証がないという事。

中古や、正規店以外は保証外ですが、有償で修理をしてくれます。並行輸入品(米GoPro.comからの直接購入品を含む)の場合は、修理対応をしてくれません。

正規品は、初期不良の無料交換対応があります。

初期不良は、購入してすぐに気づいた傷や、突然動作がおかしくなったなど、普通に使えていたのに理由なく不具合が起きた場合の保証です。

自分の不注意で落としてしまった、水没している、という原因が外にあると保証外になります。

心当たりなく明らかにおかしい!という場合は、早めにメーカーに問い合わせるのが良いでしょう。

衝撃で割れたりヒビが入ってしまった

「GoProは耐久性がある」とは言えカメラです。当たりどころが悪いと、残念ながらパキッと割れてしまう事もあります。

割れてしまいやすいパーツの代表は、液晶・レンズカバーではないでしょうか。

液晶画面や液晶モニターが割れてしまったり、ヒビが入った場合は、GoProに修理を依頼するしかありません。

自己責任の傷なので、残念ながら無料交換対応の対象外となり、有償での修理になります。

ヒビや割れている部分があると、水に濡れた水没してしまう可能性があります。修理代は気になるところですが、使えなくなってしまった!という悲しい事にならない用、早めに修理に出しましょう。

GoProレンズカバーは自分で交換できる

レンズは飛び出ているので、欠けてしまったり、傷が入ってしまいやすい部分です。

実はレンズカバーの取り外しは案外簡単にできるので、破損や傷が入ってしまっても、自分でパーツ交換ができます。

交換の際は、純正品を使うようにしましょう。

価格を優先してサードパーティ製を使ってしまって、隙間から水没という事になったらGoPro本体が使えなくなってしまう可能性があります。

GoPro HERO8 Blackは純正の「強化ガラス レンズ + 画面保護フィルム」が発売されています。このようなアクセサリーを使って対策しても良いですよね。

サイドカバーは、紛失や破損しても購入できる!

サイドカバーは、意識して見てみないと意外と気づきにくいのですが、この部分はカチッと外せる仕様になっています。

長時間録画する時の電源供給では、カバーを外した方が扱いやすいですよね。ただ小さいパーツなのでついうっかり無くしてしまった!という事になりかねません。

簡単に外れる部分ですが、力ませに外そうとして破損させてしまった!という事もあるかもしれません。

本体のパーツなので焦ってしまうと思いますが、このサイドカバーは単品販売されているんです。わざと無くしたり、壊す人はいませんので、万が一必要になった時は慌てず購入して新しいサイドカバーを入手しましょう。

GoPro本体を操作してもなんだか上手くできない!

GoProの電源がうまく入らない、撮影中に突然電源が落ちてしまう、液晶の反応が悪いなど、GoPro本体の操作をしていて不具合かな?と思う事もあります。

いろんな原因が考えられますが、まずはmicroSDカードがGoProに合っているかを確認してください。microSDカードの不適合で起こる不具合は、かなり幅広いものがあります。

microSDカードの不適合で起こったとされる不具合

  • 電源が切れない
  • 電源OFFにし切れるまで時間がかかる
  • 電源OFFの状態で消えるはずの赤いランプが点灯
  • フリーズする
  • エラーが連発する
  • 熱暴走が起きる
  • 電池の消耗が極端に早くなる
  • 画面に砂嵐のようなものが表示される
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電源が入らない、電源ボタンの反応が悪い

GoProの電源はスマホなどタッチをすれば即座に反応する事に慣れていると、「ちゃんと押したはずなのに動かない」と不安になるくらい、反応がちょっと遅かったりします。

GoPro HERO8 Black では、その機動性が改善されていますが、他のモデルを使っていると少し遅いのは気にしなくて良いかもしれません。とは言え、明らかに動作が遅い場合は、確認が必要です。

電源が入らない場合は、充電が十分されているか、カメラのソフトウェアにアップデートが必要ではないかを確認をしてください。

しっかり充電されていて、アップデート不要で、電源を入れ直しても変化がない場合は、トラブルシューティング手順を試してみてください。それでも改善されない場合はメーカーにみてもらった方が良いでしょう。

手順を実行する前に、Wi-Fiをオフにし、BacPac(該当する場合)をすべて取り外す
  1. カメラがフリーズしている場合は、モードボタンを10秒ほど長押ししてカメラをリセットする(HERO Session / HERO4 Sessionでは上部のShutterボタンを長押し)
  2. カメラがリセットしない場合は、バッテリーを一度抜いて再び挿入し、フリーズを解消する(バッテリーと一体化したカメラでは、手順1を行うことでバッテリーを抜き出したことになります)
  3. カメラのソフトウェアが最新であることを確認する(カメラのソフトウェアが最新であるかどうか分からない場合は、ソフトウェアを再度アップデートする)
  4. カメラソフトウェアが既に最新でも再アップデートする必要がある場合もある(アップデートすることで、前回ソフトウェアをインストールした際のエラーが修正されることがしばしばある)
  5. カメラ設定の「DELETE ALL」機能を使って、microSDカードを初期化する(データが消えるのであらかじめ別の場所に保存しておく)
  6. SDカードを入れずにカメラを起動して、メニュー操作中にフリーズするか確認する
  7. 動作確認済みの別のSDカードを使ってみる

液晶モニターの表示がおかしくなる

GoProの液晶が、映像のザラつきやノイズが出てしまった場合は、液晶ディスプレイか、内部のチップの不具合の可能性があります。

電源を入れ直しても症状が改善されない場合は、自分では打つ手がないのでメーカーにお願いして故障原因を確認して、修理をしてもらいましょう。

タッチパネルの反応が悪い、操作できない

液晶部分のタッチパネルを操作しているのに反応が悪い場合。

指が乾燥しているとスマホの画面も反応が鈍くなったりしますよね、個人的に指がカサカサすぎると反応が悪い時があります。軽く潤いがあると動くようになるので、乾燥する季節は試してみてください。

あとは、液晶に保護フィルターを貼っていて反応が鈍る事も多いようです。どうしても気になる場合は、一度保護不フィルターを剥がしてみてタッチの差を調べてみてください。

どんな事をしても動きが悪い場合は、センサーなどに異常などが起きてる可能性があります。メーカーへ修理に出して調べてもらいましょう。

一番身近で注意すべき破損は「水没」

使っていて一番故障する可能性が高いのは、実は「水没」だそうです。

GoProは完全防水で、水圧にも強いはずなのに、水濡れに注意が必要なのか!?とビックリする方もいらっしゃるのではないでしょうか。

GoProは、水対策がしっかり行われていますが、間違った使い方や、間違ったケアをすると、思ってない場面で水が内部に入ってしまい故障してしまうのです。

GoProの水濡れの修理は、購入後1年以内の保証期間であっても有償修理となります。

ちゃんとした「つもり」が危険!

水は隙間があるとあっという間に広がってしまいますよね。GoProの内部は精密機械なので、水に触れてしまうと一発で故障です。

水が入りやすいのは、パーツとパーツの隙間。閉めたつもりのカバーや、小さい砂などが挟まり密封されていないと、その隙間から水が漏れてしまいます。

水濡れの修理代は金額が高額な上、状況が悪いと修理もできなくなってしまうので、普段のパーツの開け閉めには十分気をつけましょう。

撮影したデータが見れない、反応が悪い

GoProで撮影をするには、データを保存するmicroSDカードが必須です。

microSDカードをセットして、「GoProメモリーカードが読み込めない」とエラーになる場合、GoProメモリーカードが適合されたものか確認しましょう。

雪山など寒い場所でGoProを使っていると、周りの温度が低すぎて動作不良を起こす事があるので、体温で少しでも暖かくなるように保管すると改善する場合があります。

メモリーカードに問題がなく、それでも読み込みが出来ないなど不具合が出てしまう場合は、メーカーに見てもらいましょう。

カードを出し入れしてる間に異物が入ってしまったり、システム内部での故障が原因かもしれません。

GoProで困ったら再起動して、改善しない時はメーカー修理へ

電子機器に共通するのが、困った時はまずは再起動!です。付属するものをつけている場合は、一度全部外しましょう。フラットの状態に戻して電源を入れ直してみると、案外なんとかなる事は多いです。

それでも、やっぱり困った事が何も良くならないのなら、修理に出すしかありません。

GoProは、購入する場所で保証が大きく変わるので、ショップをしっかり確認して購入しましょう。中古品を購入する場合は、保証がない事を踏まえた上で判断してください。

最後に、修理についての詳細を掲載しておきます。

どんな時に保証されるのか、自分のGoProは修理してもらえるか確認の参考にしてください。

保証規定

  • 購入1年は、初期不良のみ交換対応
  • 保証期間を過ぎた商品は、有償にて修理交換対応といたします
  • 部品保有2年間を過ぎた場合、修理不能

付属するリチウムイオンバッテリー、ハウジング、マウント類は、保証対象外

保証適用外
下記のいずれか一つにでも該当する場合、保証期間内であっても有償修理交換となる場合がある。

  1. タジマモーターコーポレーション/GoPro事業部発行の保証書が無い場合
  2. 販売店様が発行されたレシートや領収書等の販売証明(購入日がわかるもの)が無い場合
  3. 水没・浸水による故障
  4. マウント破損・脱落によるカメラの破損・紛失
  5. 他社のアクセサリー、マウント、充電器等の使用による破損
  6. 使用上の誤り、他の機器から受けた障害またはカメラ本体への負荷による故障、損傷
  7. 保証期間を過ぎたもの

保証・修理を依頼する場合用意するもの

  • タジマモーターコーポレーション/GoPro事業部発行の保証書
  • ご購入日が分かる書類(レシートなど)
  • 故障状況を記したメモなど

GoProの保証・修理についてl

修理のご相談について

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