【GoProのタイムラプス】使い方や活用法を徹底解説!

【GoProのタイムラプス】使い方や活用法を徹底解説!

大人気のアクションカメラ・GoProには、さまざまな撮影モードが備わっているのが魅力的ですよね。
ですが中には、「撮影モードが使いこなせない…」と悩んでいる方も多いのが事実。

そこで今回は、複数ある撮影モードのひとつ「タイムラプス」を徹底解説!
使い方から活用法まで紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

GoProのタイムラプスって?

タイムラプスとは、ざっくり説明すると「撮影した映像を、短時間にぎゅっと凝縮して早送り再生したもの」を指します。

たとえばタイムラプスモードで1時間撮影すると、30秒ほどの短い映像として保存されるのです。

長時間の動画を数秒〜数分に縮めて撮影できるのが、タイムラプスモードの特徴。
時間の経過を短時間で楽しめるため、普通の撮影モードとはちがう魅力的な映像ができあがります。

タイムラプスの使い方

GoProでタイムラプスを使うときは、右側にあるボタンを押して「タイムラプスビデオ」というモードを選びましょう。

タッチパネルで操作する場合は、左下にあるアイコンをタップして、右上にある時計のマークをタップ。

タイムラプスモードを選んだら、本体上部にある赤い「○」を押したら撮影がスタートします。
撮影を終えるときは再度赤い「○」を押すだけで、撮影が終了。

基本的な使い方は、通常の動画撮影モードと変わりません。

ちなみにタイムラプスモードでは、3つのモードが選べるようになっています。
このモードの違いを知っておくと、自分にぴったりの撮影方法が分かりますよ。

1.「タイムラプスビデオ」

タイムラプスビデオは、「数秒に1コマ写真を撮影し、その写真をつなげて1つの動画として保存してくれる」モードです。

タイムラプスビデオモードにして画面を見ると、下部に「INTR」と表記されています。
これが「何秒間に1コマ撮影するか?」を表している部分です。

たとえば「0.5秒」と表記されていれば、「0.5秒に1コマ撮影しますよ」ということになります。

この秒数は「0.5/1/2/5/10/30/60秒」の間隔で設定でき、値が小さければ小さいほどなめらかな映像に。

次に紹介する「タイムラプス写真」より簡単に楽しめるので、はじめて使う方はタイムラプスビデオがおすすめですよ。

2.「タイムラプス写真」

タイムラプス写真は、「数秒に1コマ写真を撮影する」モードです。

タイムラプスビデオとはちがって、撮影後は写真として保存されます。
勝手に写真をつなげて映像にしてくれるわけではないので、撮影後に自分で編集して映像にする必要があります。

タイムラプス写真で「0.5秒」に設定して10秒間撮影すると、保存される写真は全部で20枚。
撮影した20枚全部を使うのではなく、使いたいものを選んで映像にできるのが特徴です。

編集してこだわりのタイムラプス映像を作りたい方には、おすすめのモードですよ。

3.「ナイトラプス写真」

ナイトラプス写真も、基本的にはタイムラプス写真と同じで、写真として保存されるモードです。

この2つを使い分ける理由は、撮影する際の明るさ。
ナイトラプス写真は自動的に光を取り込む調整をしてくれることで、暗い場所でも美しく撮れるのが特徴です。

・光の多い明るい場所→タイムラプス写真
・光の少ない暗い場所→ナイトラプス写真

で撮影すると、キレイな写真を撮ることができます。

夜間や暗闇で撮影するときは、ナイトラプス写真モードを選ぶのがおすすめですよ。
ただし写真として保存されるため、撮影後に編集する必要があります。

おすすめの活用法は?

タイムラプスの特徴がわかったところで、おすすめな活用法を紹介します。
まだタイムラプスを使ったことがない方は、参考にして撮影してみてくださいね。

1.タイムラプスの定番「空」

GoProを持っている方なら、一度は撮影したことがあると言っても過言でないのが「空」。

タイムラプスモードに設定して空を撮影すると、雲の流れや沈んでいく太陽の様子が美しく残ります。

特におすすめの時間帯は夕方です。
青空が赤く染まり、だんだんと暗闇になっていくシーンは圧巻の映像。
ロマンチックな雰囲気も感じる、おしゃれなタイムラプスビデオができあがりますよ。

撮影する際は、「INTR」の値を「5秒〜10秒」に設定してみてください。
空の流れは意外とゆっくりなので、5秒以下にする必要はないでしょう。

2.ときの流れを感じる「星空」

続いておすすめしたいのが「星空」です。
ナイトラプス写真で夜空を撮影すると、暗闇でも星空がしっかりと映ります。

天体観測している間に見ていたシーンを、短時間にぎゅっと縮めて残せるのが魅力的です。

空を撮影するときと同じく、星の動きはゆっくりなので「5〜10秒」に設定して撮影しましょう。

3.躍動感あふれる映像に!「歩いているときの景色」

旅行先などでぜひ試してほしいのが「歩いているときに見た景色」を撮影すること。

通常モードで景色をずっと撮影していると、動きがなくておもしろみのない映像になってしまいます。
ですがタイムラプスモードで撮影すると早送りしてくれるので、躍動感のある映像ができあがるのです。

同じ景色を撮影していても、通常モードとタイムラプスモードでは見え方がまったく変わります。

・山登り中の頂上までの道
・旅行先での観光中

などを撮影すると、帰ってから見返したときに楽しかった思い出として残ってくれますよ。

歩いている景色を撮影するときは、「2秒」に設定するのがおすすめです。
人の歩く速度はそこまでスピードが早くないため、これより細かい間隔にする必要はないでしょう。

車やバイクなどに乗って撮影する際は、「0.5秒〜2秒」に設定するとなめらかな映像になりますよ。

タイムラプスで撮影するときの注意点は?

基本的な使い方は通常モードと変わらないタイムラプスですが、いくつか撮影をする際の注意点があります。
気をつけるべきポイントを知っておかないと、タイムラプスの良さを最大限に生かせなくなってしまうので要注意です。

1.バッテリーの持ち

デュアルバッテリーチャージャー

タイムラプスは長時間撮影することになるため、バッテリーの残量が少ないと撮影している最中に充電切れになってしまう可能性があります。

撮影するときは事前にバッテリーの残量をチェックして、充電が切れてしまうことを防ぎましょう。

ちなみにタイムラプスが撮影できても「充電を使い切ってしまって、その後に使えなかった」というのはよくある話です。

せっかくの瞬間を撮り逃してはもったいないので、

・GoProのバッテリーを複数持ち歩く
・モバイルバッテリーでいつでも充電できるようにする

などの工夫をしてくださいね。

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2.三脚を使う

トライポッドマウント

空などのゆっくりと変化するシーンを撮影するときは、撮影も長丁場になります。
そのため手持ちで撮影していると、疲れてブレブレの映像になってしまうことも少なくありません。

あらかじめ長時間の撮影になることが分かっているときは、三脚を使いましょう。

安定感を求めるなら、三脚の機能だけが備わったGoProアクセサリーを選んでください。
Shorty(ショーティー)や3-Wayに付属している小型の三脚(トライポッド)でも十分です。

シーンの変化を際立たせるためにも、できるだけ手ブレを防ぐ工夫をするのが、タイムラプスを撮影するときのコツですよ。

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GoProのタイムラプスを使いこなしてみよう

タイムラプスで撮影すると、タイムラプスならではの良さが詰まった映像ができあがります。

そのまま見て楽しむのももちろんですが、動画を作成する際のアクセントとしても役立ってくれるのが魅力的です。

タイムラプスを使ったことがない方は、ぜひ一度撮影してみてください。
いままでとは違う使い方をするだけで、GoProの楽しみ方がぐっと広がりますよ。

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