GoProで撮った画像をその場ですぐにスマホに送りたい
という時に便利なアイテムがGoPro Quik key(クイックキー)です。
見た目も格好よくてアクセサリーの中でも人気があります。
iPhoneやスマートフォンにデータを送る際のスピードにストレスを感じていた方にはかなりおすすめです!
Wi-Fiよりも転送が早い
GoProで撮影したデータは、GoProの基本機能のWi-Fiでスマホやタブレットと接続することによって、その場で転送することができます。
しかし、Wi-Fiを使って転送するのは時間がかかる上に電池消費も激しいです。
長く撮影した動画がある場合は余計にかかりますよね。
GoProの純正アイテムであるクイックキーを使えば時間もかからず電池も消費せずにその場でデータをGoProからデバイスに転送することが可能です。
転送時間は何倍も違う
GoProのWi-Fi機能を使ってiPhoneのGoProアプリに転送した場合、動画の容量にもよりますが短くても2分程度かかってしまう場合はよくあります。
これが1時間GoProを回しっぱなしにしたようなデータだと何十分かかることもあります。
Wi-Fiだと大容量の通信を行うのに向いていないのです。
ホテルなどに戻ってから取りかかる方がストレスがないでしょう。
しかし、GoProのクイックキーを使えば、データの転送時間は長くても数十秒ですみますし、画像データや短い動画であれば一瞬です。
電池の消耗も少ない
通信も行わないので電池も消費しません。
旅行先やアウトドアのアクティビティ中だとコンセントがない場合がほとんどでしょうから、電池の消費が抑えられるのもポイントが高いです。
かなり早いので転送時間に不満を持っていた方はかなり驚くことでしょう。
GoProクイックキーの仕組みと手順
GoProクイックキーはUSBメモリのような形をしています。
1.GoProの中に入っているマイクロSDカードを取り出す
2.SDカードをクイックキーの中にセット
3.クイックキーを各デバイスの接続口に挿入
これだけで転送が始まります。
対応デバイス別に販売
野外や水場などで使うことを想定して耐朽性に優れたカバーが付属しています。
このカバーにはカラビナがついておりバッグにもベルトにもつけることができます。
要はUSBメモリであることを考えるとここまで豪華な製品は他に存在しないのではないでしょうか。
クイックキーはiPhone用、スマートフォン用、Micro-USB用などデバイス毎に別れているので購入する際は注意が必要です。
GoProクイックキーは野外での取り扱いに注意
GoProクイックキーを使用してデバイスにデータを転送する際には、GoPro本体からマイクロSDカードを取り出し、マイクロSDカードをGoProクイックキーにセッティングするという作業が必要なため、周囲の環境には注意が必要です。
海や川などの船上では揺れますし水しぶきも飛びますから避けた方がいいかもしれません。
また雪山で使う場合もグラブをはめた状態だとマイクロSDカードを落とす可能性が高いでしょうから注意が必要です。
クイックキーは防水ではない
ちなみにGoProは防水ですが、GoProクイックキーはデバイスとの接続部分は露出しており防水ではありません。
水に浸かると普通に壊れます。
GoProクイックキーのカバーは全天候に対応している耐久度の高いカバーではありますが、これも防水ではないので体に装着したまま水中に入ることがないように気をつけてください。
GoProクイックキーでのデバイスの容量圧迫に注意
GoProクイックキーはGoProに保存された大容量の動画や画像も高速で転送できてしまう優れものです。
しかし、容量が大きいデータを全てスマホやタブレットに転送していると、デバイス側の空き容量がなくなってしまうということもあるかもしれません。
転送後にデバイスから一つ一つ削除をするのは面倒です。
それを避けるためにGoProクイックキーを接続した状態でQUIKなどの編集アプリを使用し、編集データをマイクロSDの中に保存しておくという方法もあります。
すぐにSNSなどにアップしたいデータだけデバイスにインポートして、それ以外はマイクロSDの中にという方法ならデバイスの空き容量も保てます。
GoProクイックキーは不具合が多い?
実はGoProクイックキーは評価が真っ二つに分かれる商品です。
評価が低い人はGoProクイックキーが役に立たなかったという理由です。
役に立たないというのは、
・GoProクイックキーをスマホに接続しても画像を読み込まなかった
・純正のアプリで画像を編集しようとしたができなかった
原因はSDカードにある!?
GoProクイックキーを含めた外付けのアイテムで不具合が起きる大きな可能性が高い理由があります。
それはGoProに使用しているマイクロSDカードがGoPro対応のものではないというパターンです。
現在GoProが動作保証をしているマイクロSDカードは2社14製品です。
GoProのホームページに記載があるので確認してください。
動作保障されているmicroSDカード一覧|カスタマーサポート Q&A よくある質問と回答|GoPro(ゴープロ)日本総代理店タジマモーターコーポレーション
これ以外のマイクロSDカードを使用すると、そもそもGoProクイックキーではなくGoPro本体に不具合が出ることがあります。
不具合の例としては
・撮影を終えるとフリーズする
・データが保存されていない
・自動で電源が落ちる
などです
せっかく撮影したデータが全部水の泡になるような内容ですので、動作保証されているマイクロSDカードを使用するようにしましょう。
クイックキーを使う際は対応SDカードを
もし、これまで動作保証されていないマイクロSDを使用していて特に不具合がなくても、GoProクイックキーの使用で不具合が出る可能性は非常に高いです。
不具合が出た場合は純正のSDカードを買い直して、それでも駄目ならGoProのフォーマットをし直すなど手間がかかりますので、最初からGoPro指定のマイクロSDを購入してください。
せっかく購入したGoProクイックキーが役に立たないのは悲しすぎます。
ダメな場合は結局Wi-Fiでデータ転送するしかありません。
GoProクイックキーを使用してサクサク転送
GoProクイックキーに限らず、GoPro用のアイテムはマイクロSDカードを含めて純正だったり動作保証がされているものを選ぶようにしましょう。
是非現場でストレスなくサクサクデータ転送できるストレスフリーなGoProライフを味わってください。
2018年11月現在、GoPro純正のカードリーダーであるクイックキーは生産を終了しておりAmazonでも値段が高騰しています。
純正でなくても大手メーカーが出しているカードリーダーでも問題なく使うことができるのでぜひ一度お試しください。