海中の美しい光景や海洋生物が動いている姿など、ダイビングをされる方はその感動的な世界を録画したいと思われる方も多いでしょう。
ダイビングの際にGoPro(ゴープロ)を装着すれば、リアリティのある海中世界をハイクオリティな動画として保存することができます。
GoProにはダイビング向けのアクセサリーも多く使い方もシンプルなので手軽に使えます。
今回はダイビング向けのアクセサリーを以下の4つを紹介します。
・水中マスク
・ハンドリスト
・ハンドグリップ
・ダイブハウジング
GoProとはどのようなカメラなのか
GoProはアクションカメラと言われるカテゴリーのカメラです。
アクションつまり行動をハイクオリティな動画として、一人称の視点で撮影できるのが特徴です。
GoProならではの撮影が可能
子供の運動会の撮影をする場合は、三脚を置くなどして全体を俯瞰するような感じで撮影することが多いでしょう。
しかし、GoProでこれを行うのは宝の持ち腐れです。
GoProを走っている子供の頭に装着して競争者の視点で動画を残すなどがGoProならではの活用法です。
もちろんGoProは海の中でも体のどこかに装着して使用可能です。
ダイビング中に両手を自由な状態にできるので、動画撮影に気を取られすぎることなくアクティビティを楽しむことができます。
純正の防水ハウジング(水圧をガードするケース)を装着すれば水深60mまで使用することができます。
GoProがなぜダイビング撮影に最適なのか
ではGoPro以外のカメラをダイビングの動画撮影に使うことはできないのでしょうか。
まず海中で使うのでカメラは当然防水である必要があります。
防水カメラはたくさんの種類が出ており、もちろんダイビングでも使用することはできますが、GoProに比べると使用できる水深が浅いです。
熟練ダイバーでも納得の防水性能
GoProがハウジングありで水深60mまで使用できるのに対して、だいたいどこのメーカーも水深20m〜30m前後が限界です。
ちなみにGoProはハウジングを付けなくても水深10mまでならそのままで水圧に耐えることができます。
水深60mに潜られるダイバーというと、かなり熟練している可能性が高いはずです。
そういった熟練ダイバーの方であればこそ、GoProを使用することで普通のダイバーが潜れないエリアの動画撮影というミッションが可能になるわけです。
ダイビング初心者でもGoProがおすすめ
GoProのアドバンテージは、水深深く潜るダイバーにだけ恩恵を与えるわけではありません。
GoProはその画像のクオリティも、アクティビティの友にするのに最適です。
撮影の角度は150°というウルトラワイド画角。
人間の両目の画角が左右合わせて120°、カメラだと広角レンズといわれるタイプで100°程度の画角と言われています。
数値を比べると明らかに視野が広いです。
撮影した動画を見てみると非常にダイナミックで奥行きがあります。
動きを制限させない重さ
ダイビング中にリアリティのある動画を撮影するのはやはりGoProが圧倒的に優れています。
理由の一つはその軽さと小ささ。
ハウジングをつけても147gと他の防水カメラの2/3程度の重さです。
また大きさも30x40x59mmと非常に小さく、他の防水カメラの半分くらいのサイズ感です。
このコンパクトさからGoProは頭や腕、胸などに装着しても邪魔にほとんどならず、撮影者がアクティビティに参加しており動きがある場合に非常に適したカメラです。
他の防水カメラだともう少し大きく重いため邪魔になったり撮影の際に手で支えないといけなかったり、ダイビング中の撮影者の動きに制限が生じます。
ダイビング向けのGoProのマウントとは?
GoProの大きな特徴の一つに取り付け方があります。
GoProは持ち運ばずに場所に固定して使用することを前提としていません。
ですので一般的なカメラに使われている三脚にはそのままでは取り付けることができないのです。
アクティブなシーンでGoProを手に持って撮影するのでは、せっかくのその小ささと軽さが活かしきれません。
マウントと呼ばれるパーツを使い、好きな場所にGoProを装着しましょう。
水中マスク
水中マスクはGoPro純正のものはありませんがこれは動画に本人の視点がダイレクトに反映されるので、臨場感のある動画を撮影するのにぴったりです。
ダイビングにある程度慣れていて、GoProの使用感も体感済みの方にオススメです。
ハンドリスト
ダイビングを始めてまだ日が浅かったり、買ったばかりで初めてGoProを海中で利用する、
またレンタルでGoProを利用するような方は、リストバンドとセットになっているマウントもいいかもしれません。
このタイプであれば海中で利用中にどんな感じで写っているのかを見て、調整することができます。
手持ちグリップ
水に浮くハンドグリップです。撮影時の安定性と操作性は間違い無いでしょう。
足首や腕、棒などに装着できるマウントもあり、使い方によってはかなり変わった視点から動画を撮影することが可能です。
ダイブハウジング
ダイブハウジングはダイビング用のGoPro専用アクセサリーです。
GoPro HERO Blackシリーズでは、アクセサリー不要(本体のまま)で水深10 メートルまでの防水機能がついていますが、
Super Suit を本体に装着すると水深60メートル(196ft)まで潜ることができ、上級者のダイビングでの利用も可能になります。
ダイビング中、思わずぶつかってしまう砂利、小石、ホコリなどからレンズを守ります。
また平面ガラスにより綺麗な映像を残すことが可能です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
GoProはアクションカメラとして、臨場感のあるハイクオリティ動画を撮影することが可能です。
水深60mの水圧に耐えられる堅牢さ、150°という画角の広さ、コンパクトで体のどこにでも装着することができるそのフレキシブルさで、ダイビングの動画撮影に新しい楽しみ方を与えてくれます。
ダイビングの思い出、学術・商業用の海中動画の撮影など、あらゆる用途に利用可能です。
ダイビングに使えるGoProマウントはたくさんあるので同じポイントでも色々なマウントを使って見るとまた新しい発見ができるかもしれません。